特別貸切鑑賞会正倉院展

特別貸切鑑賞会正倉院展

去る10月21日、東京連合読売会主催による御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」の特別貸切鑑賞会が、上野の東京国立博物館にて開催されました。このイベントは読売新聞ご愛読者様へ、日頃の感謝を込めたサービスの一環として定期的に行われている人気企画で、今回は東京23区内にお住まいの約2,000名以上の読売新聞ご愛読者様に、休館日を利用した貸切イベントをお楽しみいただきました。
今回の特別展は、天皇陛下のご即位を記念し、正倉院宝物を中心に飛鳥・奈良時代の国際色豊かな造形文化に焦点を当てており、皇室が守り伝えてきた世界的にも貴重な文化遺産が多数展示されました。さらに正倉院宝物と双璧をなす法隆寺献納宝物(東京国立博物館所蔵)も同時に展示され、日本を代表する文化財が一堂に会するという、令和元年にふさわしい展覧会でした。
今展では、会場内に撮影可能エリアが設けられており、特に人気だったのが、全体に玳瑁(たいまい・ウミガメの甲羅)と螺鈿(らでん)で装飾が施された美しい「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」。撮影が許されていたレプリカを多くの皆様がご自分のスマートフォンなどで撮影する姿がとても印象的でした。
鑑賞後は、参加された皆様にアンケートを実施、ぜひまた参加したいなどの好意的なご意見を多数お寄せいただきました。ありがとうございました。
寒さ厳しくなる折、ご来場いただいた皆様には改めて心より御礼申し上げます。東京連合読売会では、これからも読者の皆様に“読売新聞を取っていて良かった”と喜んでいただけるようなイベントを企画してまいりたいと思っております。