特別貸切鑑賞会松方コレクション

特別貸切鑑賞会松方コレクション

去る9月2日、東京連合読売会主催による「松方コレクション展」の特別貸切鑑賞会が、上野の国立西洋美術館にて開催されました。このイベントは読売新聞ご愛読者様へ、日頃の感謝を込めたサービスの一環として定期的に行われている人気企画で、今回は東京23区内にお住まいの読売新聞ご愛読者様が約2,400名の方がご来場されました。

「松方コレクション」とは、日本の実業家だった松方幸次郎がヨーロッパ各地で蒐集した美術品のコレクション。第二次世界大戦の前後に散逸・消失してしまった作品も多いですが、一部は戦後日本へ返還され、これを保管展示するための美術館として国立西洋美術館が設立されました。同館60周年記念として開催された今展では、修復が終わったばかりのモネ“幻の睡蓮”が初公開だったこともあり、たくさんの人が足を止めてゆっくりと鑑賞しており、日本人のモネ人気を再確認しました。

また今回は、都内近郊を中心とした数多くの美術館で、作品ガイドやワークショップを手がけているアートナビゲーター・深津優希先生による美術講座も開かれました。多くの皆様が参加され、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

鑑賞後は、参加された皆様にアンケートを実施、ぜひまた参加したいなどの好意的なご意見を多数お寄せいただきました。ありがとうございました。

夏日の厳しい暑さの中、ご来場いただいた皆様には改めて心より御礼申し上げます。東京連合読売会では、これからも読者の皆様に“読売新聞を取っていて良かった”と喜んでいただけるようなイベントを企画してまいりたいと思っております。