去る5月27日、東京連合読売会主催による「国宝 東寺-空海と仏教曼荼羅」の特別貸切鑑賞会が、上野の東京国立博物館[平成館]にて開催されました。このイベントは読売新聞ご愛読者様へ、日頃の感謝を込めたサービスの一環として企画されたもので、東京都内にお住まいの読売新聞ご愛読者様が1,500名以上ご来場されました。
館内では、密教美術の宝庫といわれる京都・東寺の「両界曼荼羅図」や「密教法具」といったさまざまな国宝・重要文化財を自由に鑑賞していただきましたが、中でも史上最多となった「国宝・帝釈天騎象像」をはじめとする15体の仏像で構成された立体曼荼羅のスペースでは、国宝の11体が全方位360度から見られるように配置されていて、その迫力には多くの方が感嘆の声を上げていました。
鑑賞後は、参加された皆様にアンケートを実施し、貴重なご意見をたくさん頂戴いたしました。今回は特別貸切で行われた鑑賞会だったため、通常よりも混雑が緩和された中、各展示物をゆっくりと時間をかけて鑑賞できたことには満足される方が多かった印象を受けました。
5月には珍しい夏日の厳しい暑さの中、ご来場いただいた皆様には改めて心より御礼申し上げます。東京連合読売会では、これからも読者の皆様に“読売新聞を取っていてよかった”と喜んでいただけるようなイベントを企画してまいりたいと思っております。